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アリスとアリスリボンプロジェクトについて

1

始まり

1.1

私たちの愛するボーダーコリー、アリスが亡くなって間もなく、私たちはアリスを襲った癌がどのような種類のものだったのかを知りました。血管肉腫。それは犬の癌の中でも最も悪性で治癒不可能な癌のひとつです。1年以上生存率は10%未満で、腫瘍の大きさが生存期間に多大な影響を及ぼします。

後から考えると、もし私たちにこの病気についての知識がもっとあったなら、はるかに高い確率で、アリスはもっと長く生きていられたでしょう。なぜなら、早期発見が何より重要だからです。私たちにはこの病気についての基本的な知識、つまり、症状や、超音波検査などの発見方法についての知識すらありませんでした。私たちにそうした知識がなかったこと、さらには、私たちに認識さえあれば、結果は大きく違っていたかもしれないことを受け入れるのは、非常に辛いことでした。私たちは、じくじたる思いと深い悲しみに苛まれました。

アリスの訃報に対して文字どおり数百の反応をいただき、世界中から追悼の手紙を受け取りました。世界各地から、やはり血管肉腫で愛犬を失った方々の体験談が寄せられました。私は驚くとともに愕然としました。それほど多くの人が自分の愛犬で同じような経験をしていたのです。そして、私と同じように知識も心の準備もないまま、致死性の病気の診断を受けていたのです。納得が行かなかっただけでなく、憤りを感じました。

何か役立つことをしたいと考えた私は、愛するボーダーコリーのアリスへの思いを込め、彼女の早すぎる死に意味を与えるために、『アリスリボンプロジェクト』を立ち上げました。他の人たちの力になるために!

アリスリボンの現在のガイドラインとツールキットは、非常に悲観的な状況を描き出すためのものではありません。これらは、犬を飼っている世界中の人々の間で犬の癌への認識向上を図り、予防、獣医による定期的な経過観察、健診、症状、治療法についての情報を提供することを目的としています。犬たちがこのむごい病気を乗り越える手助けをするために。

アリスの終末ケアについて難しい決断を迫られたとき、私たちは非常に辛い思いをしました。そこで、私たちの親友であり被保護者である犬たちが犬生の最終段階で生活の質を保てるようにするためのさまざまなリソース、そしてこの分野のさまざまな意見とそれに対するコメントもご紹介します。

犬が病気になる前、病気になってから、そして犬生の最終段階に、可能な限り最善のケアを受けられるようにお手伝いしたいのです。また、犬が最高の質の医療を受けられるようにするために、飼い主の皆さんには、飼い主が医療チームと協力し合うために必要な知識をご提供したいと考えています。

精神的にも身体的にも打ちのめされた状態の飼い主と、致死的疾病の診断や悲しみ、終末ケアについて話すは、動物病院の獣医師やその他のスタッフにとって容易な作業ではありません。今はまだ。患者の飼い主とのコミュニケーションスキルは、必ずしも大学のカリキュラムに含まれていないでしょう。医師向けには、コミュニケーションスキルを高め、このようなセンシティブな状況で自分たちと患者の戸惑いを軽減するための興味深いリソースがオンラインで多数提供されています。アリスリボンのホームぺージでは、獣医療関係者向けに、AAHA(アメリカ動物病院協会)によるツールキットを掲載しています。その内容は獣医療関係者以外にとっても興味深いものです。

(医療チームと飼い主が)力を合わせて
初めて犬の状況を変えられるのです!

この致死的疾病の診断を受けた後、私は途方に暮れました。何もできず、知識もありませんでした。すばやく情報を集める唯一の手段はインターネットでしたが、私は安心できませんでした。オンラインで情報を見つけることの問題は、多くのリソースは古かったり、信憑性がなかったりすることでした。矛盾もありました。そこで私は情報の共有源を構築しようと決断しました。犬の癌に関するあらゆる側面の情報、それも、専門家によるチェックを受けた、私たちが頼りにできる情報の一覧を!

このサイトも含めてワールドワイドウェブは素晴らしいリソースですが、そうした情報は、獣医から受け取った情報を置き換えるものでは決してありません。

私は獣医ではありませんし、医学的な経歴もありません。 そのため私は、収集してこのホームページに掲載する情報が医学的に適切で正当であることを確認するために、スイスのヒューネンベルクにある動物腫瘍学およびイメージング(AOI)センターとチームを組みました。特に、B・ ケイザーホッツ博士とI・フリッキンジャー博士の支援と指導に感謝します。お二人のご支援がなければ、このホームページの実現は不可能でした。

私がネットで興味深い情報を見つけたら、読者の皆さんがより詳細な情報を得られるよう、ここにリンクを掲載しようと思っています。

何よりもまず、すべてのペットの飼い主が獣医師に相談することをお勧めします。 ここに含まれる情報は、リソースであり、さらなる調査のための助けとなるものです。適切な質問をするのに役立つ十分な情報の提供が目的であり、網羅的ではありません。ヒューネンベルクのAOIセンターの承認または推奨を構成するものでもありません。ご自身の判断で、ここに紹介されている情報源を調査し、ペットに最適な選択を行ってください。

アリスの経歴

Alice (アリス)
Jewel del Mulino Prudenza
31.3.2008 – 4.9.2017

2008年3月31日~2017年9月4日

愛のパワー – アリスが家族の一員として遺したもの

1.2.1

あなたを最初に我が家に迎えた日のことを私はまるで昨日のことのように覚えています。それからもう9年以上になるとはとても信じられません。あなたは流れ星のように私たちの生活の中に入ってきました。そのときにすべてが一変しました。あなたは私たちの生活を変えました。より良い方へ。


あなたは可愛らしい目をしていて、笑顔がとても魅力的でした。これほど美しい子犬は他にいません。最初はとても恥ずかしがり屋で、とても不安そうにしていました。しかし、私たちは最初の瞬間からあなたを愛で守りました。あなたは私たちの心を盗みました。そしてすぐにあなたは自信と誇りに満ちた犬になりました。


最初の瞬間から、私たちはお互い離れられない存在になりました。私たちがどこへ行くときも、あなたは私たちに同行しました。ルガノの大学での私の授業にさえも同行しました。あなたが誇らしそうに階段を上り、まっすぐ私の教室に向かったのを私は決して忘れません。あなたは私の大学助手であり、学生のスターでした。


あなたは私たちを無条件に愛してくれました。私たちに欠点があろうと、犬との経験がなかろうと、ありのままの私たちを愛してくれました。

あなたは私の人生が最も暗かったときにやって来ました。そして、非常に困難な瞬間をくぐり抜けるのを助けてくれました。あなたなしでは乗り越えることができなかったでしょう。あなたは私のアシスタント犬でした。

あなたはユニークな犬でした。いわゆる「一生に一度しか出逢えない犬」、「百万頭に一頭の犬」でした。私たちは心の友であり、数え切れないほどの冒険を一緒に経験しました。ドッグダンスでのあなたの成功のおかげで、私たちは世界中を旅し、数えきれないほどの国際競技トロフィーを獲得しました。数え切れないほどの雑誌や新聞にあなたの記事が掲載され、映画やテレビのルポも制作されました。あなたはナンバーワン、スポーツ界のスターでした。私たちは多くのことを一緒に楽しみ、多くのことをお互いから学びました。


あなたはリサとモナにとって最高にすばらしい(そして厳しい)育ての親であり、お手本でした。人が望む最高の犬になれるよう彼らを指導しました。彼らはとても多くのことをあなたから学びました。あなたは、あなたの一団であるモナリザ(モナ + アリス + リサ)と大いに楽しみましたね。


私の思考のすべて、私の全身全霊、私の心拍のすべて、私の喜びと心配のすべてがあなただけに向けられていました。あなたは私の人生、私の不思議の国のアリスでした。


ところが、突如、思いもしないことに、前触れもなく、あなたは病気になり、運命によって、あなたが旅立つ時が来たことが決定されました。あなたはまだ9歳半。流れ星になるにはまだ若すぎました! 私たちは大きなショックを受けました! 別れを言うまでにあなたが私たちにくれた時間は3週間でした。


今、もうあなたはいません。


私たちは生涯あなたの保護者でしたが、癌からあなたを守ることはできませんでした。一緒に過ごすためにあなたが私たちにくれた時間に、すべての美しく忘れられない瞬間に、私たちは心底感謝しています。でも、私たちはもっと欲しかったのです! 私たちはあなたと一緒に歳をとり、毎朝あなたの笑顔を見て、あなたと一緒にあなたの好きなフリスビーでもっと頻繁に遊び、あなたともっと多くの湖で泳ぎ、もっとたくさん雪合戦をして、あなたに庭にもっと多くの穴を掘らせてあげたかったのです。もっとキスをして、あなたが好きだった山をもっとハイキングし、ストックホルムのユールゴードブルンブロキオスクでもっとたくさんのホットドッグを一緒に食べたかったのです。私たちは悲嘆に暮れました。


あなたは常に私たちの友人、私たちの娘、私たちの姉妹、私たちのパートナー、私たちのスターでした。私たちの心にはあなたの笑顔が刻まれています。あなたの無条件の愛は私たちの心を満たします。永遠に! しかし、あなたが側にいなければ、私たちはどのように「永遠に」生き続けることができるのでしょうか。











あなたは私たちを無条件で愛してくれました。私たちに欠点があろうと、犬との経験がなかろうと、ありのままの私たちを愛してくれました。

 

愛のパワー - アリスがスポーツに遺したもの

1.2.2

 

あなたは、家庭犬としてすばらしかっただけでなく、ケイナインフリースタイルというスポーツで大活躍しました。トレーニングを始めたとき、あなたはすでに3歳半だったにもかかわらず。


そして、そのスタートはまぐれにすぎませんでした。日々の服従はあなたの得意課目ではありませんでした。ドッグトレーニングのコースを繰り返しても、役に立っているようには見えませんでした。オビディエンスクラスに参加しようと決断したものの、そのコースはすでに満員でした。1つだけ空きがあったのがドッグダンスのコースでした。「何それ?」と思いながらも「まあ、やってみよう」と決めました。不可思議なことが起きるものです。あなたはそれが気に入り、私も大好きになりました! 最初からあなたのずば抜けた才能が見て取れました。このスポーツをクリッカートレーニングとともに、遊びのつもりで始めました。なんと楽しかったことでしょう!


アリス、あなたは才能もトレーニングへの意欲もすばらしく、ドッグダンス(HTMとケイナインフリースタイルの両方)というスポーツに革命を起こしました。このドッグスポーツにあなたは重要な遺産を遺しました。あなたは難易度にも正確性にも秀でていました。そしてハンドラーは、(自分が主役になって、犬を小道具のように使うのではなく)犬の動きを強調し、引き立てます。このすばらしい競技は高度なドッグスポーツです。あなたの生まれながらの才能と長期間のトレーニングがもたらした技能によって、ドッグダンスは単なる楽しい遊びや可愛らしい道楽ではないこと、また、BGMに合わせて見ごたえのするトリックを次々と披露するだけのものではないことを、あなたは証明しました。


犬が本当に踊るわけではありませんが、曲の解釈に基づいて芸術的な振り付けを注意深く考えることで、犬とハンドラーのチームは、美しくて情熱的で、難易度が高いにもかかわらず、一般の人々に興味を持たせ感動を与えるような振り付けを生み出すことができます。愛するアリス、この情熱的なスポーツのウイルスをこれほど数多くの愛犬家に感染させてくれてありがとう。


私たちが踊ったすべてのリングで、あなたは愛のパワーを見せてくれました。

 

FCI Dogdance Weltmeisterschaft 2016 - Gewinner Freestyle - Yvonne Belin und Alice


Yvonne Belin, World Championship 2014 Helsinki, the final
Crufts 2013, 4th place, Yvonne Belin and Alice

  



最初からあなたのずば抜けた才能が見て取れました。

強さのパワー - アリスと癌



1.3

アリスと私は最初から一心同体でした。一緒に過ごさなかった瞬間はほとんどありませんでした。一緒に旅行し、彼女は大学で働く私を助けてくれました(私の学生は彼女を愛し、彼女は私の授業で私を手助けすることを誇りに思っている様子でした)。一緒にフリースタイルのトレーニングをし、国際レベルの競技会で獲得できるほとんどすべての賞を受賞しました。獲得した数々の賞の中でも、彼女は2012年のヨーロッパ大会で優勝、2014年には世界大会準優勝、2016年には世界大会で優勝しました。私たちはスイスの数々の山に登り、数えきれないほどのハイキングをしました。雪の中で遊び、アルプスの湖で泳ぐなど、一緒にありとあらゆることをしました。


私の人生が最も暗かったとき、彼女はそばにいてくれました。私の人生が最も明るかったとき、彼女はそれを分かち合ってくれました。彼女は私の南北であり、私の東西でした。私の人生におけるすべての考えや行動が彼女にささげられていました。


彼女の健康を守ることは私たちにとって何より重要でした。彼女は世界トップレベルのスポーツドッグでしたので、怪我を防止するために思いつくかぎりすべての予防策を講じました。トレーニングでは、ウォームアップ、心機能を高める運動、クールダウンの段階を踏みました。理学療法士や獣医師による検診も欠かしませんでした。予防接種を怠らず、定期的に血液検査も行い、すべての結果が極めて良好でした。つまり、これ以上ないほどに健康でした。食事も最適でした。生物学的に適正な生の食餌(BARF)を与え、必要な健康補助食品もすべて与えていました。グルーミングを定期的に行い、彼女の毛並みは鏡のように輝いていました。彼女は1日24時間愛され、大切にされ、ケアされていました。アリスは、実際の年齢よりかなり若く見え、健康で幸せでした。


私たち、つまり私、主人、アリス、アリスの姉妹であるモナとリサは、皆が一緒に暮らしていてこの上なく幸せでした。


ときどきですが、犬たちとカズオと私が一緒で特別に幸せに感じているときに、説明のつかない不安に駆られることがありました。「こんな幸せが永遠に続くはずがない」と。


そして、実際に続きませんでした。


あるとき如、思いがけないことが起こりました。2017年の夏は特に暑く、8月の初め頃からアリスがとても疲れた様子を見せるようになりました。私は、暑さのせいだと考え、涼しい庭で静かにさせていましたが、ある日、彼女の舌が白くなっていることに気付きました。それは、インフルエンザにかかったときによく起こる症状でした。獣医に電話したところ、暑さのせいに違いないから、ただそっとして静かにさせておくように言われ、私はそうしましたが、翌日にはアリスは食べ物を食べようとしなくなり、衰弱した様子が見られるようになりました。あれほど体力があったのに。そして、今度は歯茎も白くなっていました。すぐに獣医に行くと、数分のうちに、脾臓の癌(血管肉腫)の末期と診断されました。脾臓はすでに破裂していました。致死的な症状です! 彼女の体内で出血し、死が迫っていました。獣医師からは、安楽死のことを考え始めてもよいのではないかと提案されました。ショックでした!!天国の門が閉ざされたような思いでした。背後で雪崩が起き、大きな音がして、冷たく、暗くなり、感覚が失われて、閉じ込められ、身体が奈落の底に引きずり降ろされていくようでした。これは真実ではない、と心の中で打ち消しました。


私たちは途方に暮れ、混乱しました。言われたことがよく理解できませんでした。そんなことが起きるはずがない。数日前まであんなに楽しく一緒に過ごしていたのに! 彼女は若い犬のように健康で活発でした。そんな強い犬だったのに!


しかし、私たちに考える時間はありませんでした。すぐに専門の動物病院に彼女を連れていき、手術を行いました。脾臓を摘出する必要があり、それによって出血は止まりました。私の2番目の成犬のボーダーコリーであるリサによる献血がその場で必要になりました!


私たちは単に状況に対応し、何も疑わずに、医療チームの指示と説明に従いました。とても同情的な獣医師による説明は、何もかもが濃い霧の中のようでした。聞き慣れない医療用語に私たちは圧倒されるばかりでした。これはまったく未知の分野でした。あまりに知識がなかったために、適切な質問をすることもできませんでした。その機能はもちろんのこと、「脾臓」という臓器の存在すら知りませんでした。血管肉腫が犬の脾臓の癌で最も多いものであることも知りませんでした。


しかし、驚いたことに、手術後、アリスはすぐに回復しました! 生まれ変わったように幸せそうで活発で足取りも軽やかでした。そんな元気がどこから出てきたのかと思うほどです。誤診だったに違いないと思いました。間違った映画撮影現場に現れた俳優のような気分でした。アリスが元気そうで、(手術の痕が許す範囲で)また行動的に活動したがっている様子を見て、私たちは幸せでした。そして私たちは運命との交渉を始めました。「アリスがこの悪夢を切り抜けたら、これをお約束します...」と。


手術から2週間がたち、手術の痕が癒えるとすぐに、私たちは化学療法プログラムを始めることになりました。このことは私たちに多くの希望をもたらしました。「これでアリスは良くなってまだ何でも生きられる!」と。しかし、私たちは再びショックを受けることになりました。犬の化学療法は治癒ではなく延命、そして残りの数か月間における生活の質の向上が目的だと告げられたのです。要するに、死は決定的だということです。命に裏切られたという憤りを感じました。


アリスはなおも元気いっぱいで体力もありましたが、これ以上どうしようもないことを私たちは知っていました。そこで、彼女の最後の数か月間を、彼女にとっても私たちにとっても忘れられないものにしたいと考えました。アリスのことを考えると、自分たちを憐れんだり、罪悪感を抱いたりしている暇はありませんでした。ともに過ごす最後の日々を特別なものにする必要がありました。そこで、私たちは運命を受け入れ、やっておきたいことのリストを作り始めました。アリスが好きだったことのリストです。リストにはたくさんの項目が並びました。そして1週間と少しの間に、その中の多くをアリスとすることができました。どれも、彼女が喜んでくれるのがわかっていたことばかりです。そして、アリスはそれを喜んでくれました。彼女がパックと過ごす1分1分を。幸せそうで健康的で活動的で元気いっぱいな彼女を見ているのは、すばらしいことでした。彼女は力強く生きていました!


しかし、癌は予想したほどの月日を彼女に与えてくれませんでした。リストの項目をすべてやり切ることはできませんでした。まだたくさん残っていた項目のひとつは「一緒に老いる」でした。


化学療法の直後は、アリスは少し元気がなくなるかもしれないと言われていました。1回目の注射の後には副作用はまったく見られませんでしたが、10日後になると、膀胱から出血し始めました。それでも彼女は元気で食欲もありました。獣医に再び行ったとき、余命は数日から1週間と言われました。残されていた少しの望みがそこで絶たれました。絶望と諦めを感じました。


その2日後、9月2日に彼女は倒れて立てなくなりました。もう力がありませんでした。ベッドの私たちの隣に彼女を横たわらせると、彼女は静かに眠りました。まだ生きたいという意欲を見せていましたが、身体を起こすことはできませんでした。


翌日、庭の冷たい芝の上に横にしてあげると、彼女はそれを喜んでくれただけでなく、ハエを追い始めました。けれど立ち上がることはできませんでした。食べることも飲むこともできませんでした。これで終わりです。


最後の日々を一緒に過ごせたことに私たちは感謝しました。


2017年9月4日の夜、彼女は自宅で、主人の腕の中で自然に息を引き取りました。

私の人生が最も暗かったとき、彼女はそばにいてくれました。私の人生が最も明るかったとき、彼女はそれを分かち合ってくれました。彼女は私の南北であり、私の東西でした。私の人生におけるすべての考えや行動が彼女にささげられていました。